honoroの日記

低燃費で生きています 低燃ぴっぴっぴー

サルでもわかると言われてもサルは絶対私よりわからない

今週のお題「試験の思い出」

 

私はそんなに賢いほうではなかったが、

やったらやった分は元がとれるような子だったはず

 

試験の前日に夜更かしして勉強するのが、勉強している気がして好きな時間だった

ただ、たくさん夜更かししてもその時間勉強しているかというとそうでもない

そんなもんだ

 

そんな私の一番の鬼門が英語だ

英語は大の苦手でローマ字から英語に進めなく、とても苦戦した

be動詞のbeはis・am・areと言われても、え?beはどこ?と悩んでいるうちに

授業は進み、疑問形をつくり進行形をつくり過去形をつくって

なんとかそれなりに受け止めると、三人称単数という

多分聞き逃したであろうどこにsを付けたらいいのか

まったくもってわからないsがでてくるのだ

 

完了形なんて日本語でもよくわからなかった

母国語でわからないんだからもう何をきいてもわからないだろう

 

ほんとうに絶望した

私は聞くことも書くことも話すこともできない

英語の先生特有の日本語も変というチャームポイントさえイラっとする始末

おんなじ日本語訳をもう一回言ってよ

消しゴムで消して何度も書き直しているんだから

融通なんてきかないんだから

 

それでも英語の試験はなんとかなっていた

授業中に指示されるアンダーラインを引いた場所と

英単語を日本語に直す

という場所の得点の配分が高くしてくれる先生のおかげで、泣くことはなかった

良かった

 

今の小学生は英語の授業があるらしいが

小学生から私が感じた絶望を受けるかと思うと

胸が苦しい

私は6年絶望した

 

試験開始早々、書けるところがなくなり時計をみて過ごしたあの時間は

私を強くした