ないよりはあるほうがいいとも限らない
昔から謎の防犯意識が高い
特に誰かに狙われたわけでも
いいとこの子供だったというわけでもない
私の高い防犯意識を紹介すると
道を歩いていたとして、向こう側から人が歩いてきたとする
すれ違いざまに殴られても対処できるよう利き手をフリーにする
たまに握りこぶしもつくっている
今までこれで襲われたことはない
また、エレベーターに乗る際
わざと降りる階と別の階のボタンを押してどこで降りたかわからないようにする
誰がわからなくなるのかわからない
なぜか、誰かが私の住んでいる場所を特定しようとしているような不安になるのだ
小学生のときは、家まで送るといってくれた友達の親に
家からすこし離れた他人の家の前で降ろしてもらった
タイミング悪くその後ほかの場所で出会ってしまい不思議な目で見られた
ずっと私の家を特定しようとしている架空の人と闘い続けている